1947-10-22 第1回国会 衆議院 電気委員会 第14号
○冨吉政府委員 電力國家管理法案提案者でありました永井柳太郎元遞信大臣の秘書官をしておられ、御奪鬪なさた東君から、今當時の委員であつた私ども、その御意見を承ることは、まことに今昔の感にたえないのでありますが、問題はこの電力を復元せよ、いわゆる元の通りにせよということについては、二つの面があると思うのであります。
○冨吉政府委員 電力國家管理法案提案者でありました永井柳太郎元遞信大臣の秘書官をしておられ、御奪鬪なさた東君から、今當時の委員であつた私ども、その御意見を承ることは、まことに今昔の感にたえないのでありますが、問題はこの電力を復元せよ、いわゆる元の通りにせよということについては、二つの面があると思うのであります。
しかしながら、こういうような法案に關しましては、前にも電力國家管理法案のときにも私らは經驗したのでございまして、この法案が最終の決定を國會において與えられるまで贊成、反對ということはあり得ると思うのであります。それは私は戰爭時分の東條の憲兵政治のような一色で塗るというようなことは間違いであろうと思うのであります。反對される方も増産のために反對されておる氣持はよくわかります。